【仮想通貨】FOMC_2022年1月をうけて

発表後に急上昇からの大幅下落

2022年1月26日 28:00、金融市場の皆さんが注目するFOMC(米連邦公開市場委員会)の発表がありました。

 

〈質疑応答のまとめ〉主に物価上昇にフォーカス

1.2022年3月に利上げ実施 

 ★米国の12月の消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年同月比+7.0%に達し、39年ぶりの高水準を記録

f:id:aim-for-fire20220127:20220127142825p:plain

アメリカの消費者物価指数(CPI)の上昇率

 1.1 物価上昇についての見解

  インフレに対する警戒感が強い

    ⇒インフレが進むと、お金持ちは大丈夫だが、貧困層はかなりのダメージとなる

 

 (質問①)FOMCの会合ごとに利上げはあるか? ⇒否定はせず

 (質問②)政策金利0.5%の利上げの可能性はあるか? ⇒否定はせず

 

2.債権の償還でBSの縮小 :希望ではなく、義務として意識

 (質問①)インフレ率上昇懸念があった際には、大幅な実行をするのか

     ⇒いきなりはしない。 複数回の利上げを、影響を確認したうえで実施

 

〈マーケットの動き〉

・仮想通貨・ダウ・S&P・ナスダック

 ★発表後に急上昇したたが、今後の物価の上昇を懸念し、発表前の価格まで大幅下落

米国債金利:2年債の金利が10pipsほど上がった (2年債が短期の影響を受けやすい)

 

〈マーケットの考察〉

アメリカ経済:雇用・経済は利上げしても耐えられるいい状況にある

・物価の上昇が注目点として植え付けられた

 ⇒現在のインフレ状況ではダウンサイドリスクを意識

金利の折込

 3月までは0.5ベースの見込はほぼなくなった

 12月まで 金利の上昇は、4回 ⇒5回 の折り込み予想が強まる (30%⇒50%)

 

〈今後の見込み〉

・ダウンサイドが懸念される

 ①ショートの空売りがはいっているが、どんどん売り込むというよりは少し落ち着いている

 ②ボラティリティの推移 

  ・短期のボラティリティが急上昇 

  ・長期のボラティリティはあまり上昇せず

  ⇒長期的にダウンサイドで推移しているため、まだダウンサイドを警戒する動きとなるのではないか

・上昇への期待

 ①20週の乖離幅が30%にいるので反転のポイントになるかもしれない

 ②トレンドラインを抜けてくれば大きく抜ける可能性あり

 

結論:大きく動かすのではなく、細かくコツコツ買うのに徹する!

 

〈2022年のFOMCスケジュール〉

f:id:aim-for-fire20220127:20220127164009p:plain



 

参考:「仮想通貨チャンネル」

https://www.youtube.com/watch?v=InJ04a2ZpJE

f:id:aim-for-fire20220127:20220127150113p:plain